中学受験で求められる「記憶力」

中学受験で求められるスキルは、いわば「1+1の答えは2」というような、単純な知識によるものだけではありません。なぜ「1+1の答えは2になるのか」という点を理解していなければならないからです。思考の「過程」を強化する必要があります。

その一つ目が、「記憶力」です。私達人間は子どもであっても大人であっても「忘れる」ことでその能力を維持しています。逆に忘れることなく見たもの聞いたものが全てインプットされていくなら、幾日も経たないうちに頭の中はパンクしてしまうでしょう。ですから、大切なこと、覚えておかなければならないことを確実にインプットし、それを試験の時に確実に、正確にアウトプットする能力が求められます。

その能力を高める一つの方法は、「関心を培う」ことです。いくら試験に出題される範囲だからって、その歴史上の人物や地名に興味がないと、インプットしてもいざアウトプットしようとなった時に、記憶に定着していないため、手を伸ばしてもどこに答えがあるか分からなくなってしまいます。

苦手と感じる教科についての純粋な関心を高めるためのきっかけとしては、漫画やゲームといった一見勉強とは関係のないことでも良いでしょう。あまり本題とは逸脱しないよう、親がより子どもの関心を深めるような、興味をひきそうなものを選んであげることもできます。